新生酪農生産者交流会報告 消費委員会ニュース02
長野から新生酪農安曇野工場の中沢文晃さんと柴野みどりさんにお越しいただき、参加者26名で交流会を開催しました。
酪農家を身近に感じました
私たちの飲む牛乳の原乳を作っている南新酪農の酪農家をスライドで見ながら一人ひとり紹介してくださいました。なかには後継者がいなくて廃業を予定する方もいました。理由の一つに設備投資にお金がかかり、子どもにそれを引き継がせたくないという思いがありました。酪農の現状を知り、牛乳や乳製品をもっと消費して支えたいと思いました。
パスチャライズド牛乳は原乳に近い
パスチャライズド・ノンホモ・低脂肪とも牛乳本来の風味やおいしさを壊さないために殺菌温度を72℃で15秒間にした高温短時間殺菌です。熱に弱いたんぱく質が変性しにくい80℃以下で殺菌するので機能性たんぱく質が残っています。日本で販売されている牛乳のほとんどが、130℃で2秒間殺菌した超高温殺菌です。風味は加熱臭が強く、原乳の風味とは違います。
消費委員会からのおすすめレシピ
生活クラブの牛乳は3種類あります
ご存知の方も多いと思いますが、パスチャライズド牛乳、ノンホモ牛乳、低脂肪牛乳の3種類です。ノンホモ牛乳は上部にクリームがたまるので、コーヒーに入れるといいです。低脂肪牛乳はあっさりした味です。取り除いた脂肪分はバターの原料になります。いつもの牛乳に加えて、他の種類の牛乳も楽しんで飲んでみてください。